3月半ばから、足羽山の中腹にあるカフェ「ATARASHIYA」さんに、
– tata – の商品をいくつか展示させていただいています。
5月14日(日)まで展示していますので、ぜひお立ち寄りくださいね。
ATARASHIYAさんとの出会いは、
同じく「木」を扱うお仕事をされている、
サトウ洋家具さんの個展をATARASHIYAさんに見に行ったことがきっかけです。
サトウ洋家具さんは知る人ぞ知る、すご腕の家具職人。
家を建てるときに、ご要望に合わせてオーダーメイドすることが多いそうです。
そのあと、お店のご主人、奥様とお話しさせていただいて、
– tata – の初個展を開かせていただくことになりました。
工房にもお立ち寄りいただき、POPやちらしも作ってくださったうえに、
なんと特別に棚までご用意してくださいました!
展示させていただいているのは、
手のひらにのるほどの小さなアイテムからチェアや壁掛けなどのオーダー品。
オーダーのよいところは色や柄の組み合わせもサイズもお好みでお作りできること。
お時間はそこそこいただきますが、ご興味のある方はどうぞお気軽にご相談くださいね。
ATARASHIYAさんのご紹介
さて、すこしATARASHIYAさんのご紹介をさせていただきたいと思います。
ATARASHIYAさんはこの地で124年、明治32年に創業しました。
足羽山でいちばん古い歴史を持ち、
当時この一帯はススキが広がる狭い峠道の茶屋だったそう。
別の場所で豆腐屋を営んでいた初代が
足羽山に移転したときに考案した「田楽」は今に続く名物メニューです。
四季折々の豊かな自然とお酒を楽しむ店として
足羽山を訪れる人々の空腹を満たしてきた茶屋は
現在5代目のご夫婦が受け継ぎ、2021年にリニューアル。
北欧風のインテリアをしつらえ、からだにやさしいカフェに生まれ変わりました。
訪れた日は、すこし肌寒い日だったので「甘酒」を注文。
まろやかな米麹の甘さがお腹をじんわり温めてくれました。
ほかにも、おはぎやぜんざいなど和スイーツから
米粉を使ったふわとろパンケーキ、
田楽に十割そば、果てはローストビーフやハンバーグまで
幅広すぎるメニューがずらり!
そのどれもが手作りで「カフェごはん」「カフェスイーツ」とあなどるなかれ。
一品一品、店主のこだわりをびしばし感じます。
カフェらしからぬメニュー「ひつまぶし」にしても、
いくつも仕入れ先を探して辿り着いたうなぎを使っており、
カフェとは思えないクオリティなんだそう。
それで2,000円弱というのは嬉しい価格。
それから新しい名物になりつつある「プリン」は、ぜひ、ぜひ、ぜひ!
スプーンを真上から突き刺しても倒れない、しっかり固め食感なのに、
舌触りはとてもなめらかな。
コクは濃厚を通り越して、極濃。その秘密はチーズ。
だけど、チーズは主張してこないという不思議でおいしいプリン。
香ばしいカラメルをさらりとまとわせて召し上がれ。
ATARASHIYAさんがある足羽山は福井駅から歩いて15分、
街の中心地にある標高116.8mの山。
山頂までしっかり舗装されており、麓からだと徒歩約25分。
毎日ウォーキングできるくらい気軽に訪れることができます。
麓にはパワースポットと名高い黒龍神社、
すこし登ると、しだれ桜が見事な足羽神社、
中腹より上にはBBQが楽しめるお店や茶屋、そば店、チョコレート専門店、
バーガーショップ、アイスクリームショップなど魅力的な飲食店に加え、
無料の動物園「はぴじゃん」もあるので
天気が良い日は多くのお客さんでにぎわっています。
訪れる際はATARASHIYAさんで
– tata – を手に取ってご覧になってみてくださいね。
展示は5月14日(日)までを予定しています。