– tata – 焼き印

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高校生が作ってくれた焼き印

坂井高校の3人に -tata- の焼き印を作っていただきました。
坂井高校といえば、旧坂井郡の普通科以外のさまざまな科が集まった福井県最大の総合産業高校。

● 食農科学科(農業コース・食品コース)
● 機械・自動車科(機械コース・自動車コース)
● 電気・情報システム科(電気コース・情報システムコース)
● ビジネス・生活デザイン科(ビジネスコース・生活デザインコース)

こんなにたくさんの科がひとつの学校で専門知識を深く学んでいます。

すごいところは学科を横断し、他の科とコラボレーションしながら実践的に学べる場だということ。
地域の企業・団体・自治体と連携し、専門的な知識を武器に社会に役立つリアルなものづくりで地域の課題に取り組んでおり、学生でありながら、すでに社会人のような思考で日々学んでいるようです。

調べれば調べるほど、彼らの取り組みは素晴らしい。
ご興味のある方はこちらのリンクからどうぞ
>>> 福井県立坂井高等学校

さて、今回はその坂井高校の自動車科・機械コース3年の皆さんとコラボレーションした焼き印のご紹介です。

工房見学

福井新聞を見ていたら目に止まった「坂井高の焼き印づくり募集」の記事。(2023年5月21日)
さっそく連絡すると、北島知樹さん、坪田修弥さん、村井善さんの3名が -tata- の焼き印を作ってくれることになりました。

すぐに工房に来てくださり、越前寄木が作られている現場をじっくり見学。
どうやら焼き印づくり第1号のようです。

大きさはカッティングボードの側面にも押せるよう、小さめをオーダー。
ロゴマークの横の「tata」という細かな文字を焼き印でうまく表現できるか・・・

出来は上々、大満足

工房を訪れてから約2ヶ月。
3人は8回の授業や放課後を使って製作してくださいました。
それがこちら。

彼らが来るまでに第1号の焼き印が押せるものを作ろうと、杉・青森ヒバ・ケヤキの3種類を使ったボードを製作。当日、ボードに焼き印をぎゅうっと押し当て、そっと外してみると、焦茶色に浮かび上がる -tata- のロゴ。お互いの持つ技術が重なり合ってひとつの作品になる、これだからものづくりは楽しい。未来を担う若い彼らの記憶にも、そう刻まれていたら嬉しく思います。

福井新聞でも取り上げていただきました。
素敵な機会を作ってくださり、ありがとうございました。

この焼き印は今年の千年未来工藝祭でお披露目しようと思います。
ご来場なさる方は、ぜひ -tata- のブースにもお立ち寄りくださいね。
お待ちしております。

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